日本卸電力取引所が運用している 太陽光架台中国製造

ここでいう「開示情報」とは, 日本卸電力取引所が運用している「発電情報公開システム(HJKS)」を指す。電力の市場価格に影響を与える電源の稼働状況を発電ユニット単位で公表しているもので, 定期点検などによる「計画停止」のほか, 太陽光パネル架台工場 故障などのトラブルによる「計画外停止」がリアルタイムで確認できる。  つまり, ここで確認できる停止電源以外が「稼働電源」という扱いになる。ただ, 稼働電源も定格出力でフル稼働しているかどうかまではわからない。そして, もう1つわからないものがある。「バランス停止」だ。  バランス停止とは, 経済的な理由などで止める電源を指す。通常, 電力会社は1週間単位で翌週に稼働させる電源を決めている(週間計画)。蒸気タービンを用いる火力発電の場合, 水を沸騰させて稼働可能な状態にまで起動させるのに数時間から2日程度かかるとされる。加えて, 発電しなくても起動させるだけで燃料を消費する(コストがかかる)。  従って, 翌週の想定需要が低いと見込まれるなら, あらかじめ停止を決めてしまうのだ。1週間単位の停止と言い換えてもいい。通常なら, 需要が小さい春・秋にバランス停止は増える。.