接続量40万kWを超えて新たに連系する大規模発電所は 傾斜地太陽光架台

さらに同にの北海道電力による通知「メガソーラー接続量についてのお知らせ」により、 特別高圧連系の接続量の限界値は40万kW(キロワット)程度であると公表された。接続量40万kWを超えて新たに連系する大規模発電所は、 傾斜地太陽光架台 蓄電池システムを事業者が設置し、 出力変動緩和対策を行うことが系統連系の条件とされている。  今回、 大場屋組は同蓄電池システムの開発に当たり、 三菱電機、 GSユアサが共同開発チームを組成し、 実際の太陽光発電所の出力変動データを用いて検討を重ねてきた。その結果太陽光発電所特有の出力変動を緩和する制御アルゴリズムの構築、 蓄電池劣化を極力抑制するための最適な運用容量の割り出し、 選定した蓄電池の劣化に伴って必要となる追加容量と追加時期の最適化などの成果を得た(図2)。 これらの成果を踏まえ、 設置からFIT期間満了までのライフサイクルコスト(設置費、 維持管理費、 蓄電池システムによる制御後の売電量の減少など)を抑えつつ、 太陽光発電所の出力変動緩和が可能な蓄電池システムを開発し、 同システムが北海道電力の技術要件に適合することを確認したうえで、 釧路メガソーラーに設置する。.